認知症のお客様を

3ヶ月前から定期的に施術させていただいております。

pensive grandmother with granddaughter having interesting conversation while cooking together in light modern kitchen
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

私の親も認知症なので

コミュニケーションには慣れてます。

初めてお会いした時

1〜2分おきに同じことを言われましたが

その都度

初めて聞くような新鮮なリアクションをこころがけ

できるだけ

お客様が心地よくお話できるように腐心しました。

その甲斐あって

最初はちょっと不信感露わといいますか

ご来店前に近所の和菓子屋さんで買ってこられた

お菓子のことを訊ねても

「あんたのために買ってきたんじゃない!」

って怒られちゃったのですが(笑)

施術後は

「気持ちよかったからあんたにあげる」

とわざわざ箱を開封して

(ていねいに断ったのですが)

いくつかおまんじゅうをわけていただきました(笑)

cup of matcha tea with sweets
Photo by Ryutaro Tsukata on Pexels.com

施術の内容ですが

最初は

右の下半身の坐骨神経痛がひどくて

歩くのもままならない

という状態でしたので

坐骨神経を狙ったアプローチになりました。

坐骨神経活性化目的での施術を2回させていただいたところ

痛みなく歩けるようになりました。

それからは

メインターゲットを

頭部や首肩中心に切り替え

脳神経機能の改善をめざし

施術をしています。

具体的にいえば

皮下組織の癒着、高密度化による

組織間の滑走不良

それが引き起こす

組織間を走行する神経と血管の圧迫を軽減させること

結果として

血行の促進

神経の活性化

につながります。

 

血行の促進=マッサージで血流やリンパを流してやる

とお考えの方も多いと思いますが

それはそれで間違いではないと思いますが

場合によっては

流すことだけを考えた

強く押し込むマッサージが

さらなる皮下組織の癒着、高密度化をうむことは

実際とても多いです。

 

流すことより

流れる構造をとりもどすこと

それが大事かなと思います。

 

いままで6回ほど施術をさせていただいたのですが

あきらかに

会話の内容がしっかりしてきているのを感じます。

一昨日いらっしゃったときに

ワクチン接種のことを訊ねたのですが

無事2回の摂取がおわり

それぞれどういう状況だったのか

細かいお話をしていただけました。

person holding injection
Photo by RF._.studio on Pexels.com

正直少し驚きました。

 

昨日いらっしゃった脳神経外科のI様とそういったお話を

たっぷりさせていただいたのですが

”筋肉系(軟部組織全般)への丁寧なアプローチが脳神経系に良い影響を与える可能性は十分に考えられるし、検証されている”

と、強くおっしゃっていただきました。

経験則としてわかってはいたものの

より自信を深めることができました。

ボディケア グリーンズ 森田

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