姿勢反射と姿勢 (2)

昨日GREENSに初めていらっしゃった

美容師のT様がまさにそうだったのですが

仕事がらもあって巻き肩がひどいのです。

今まで通った

整体やマッサージの店でさんざん言われるのは

肩甲骨や肩を後ろに引くこと

肩甲骨を寄せること

T様は頑張ってそれを実践していらっしゃるのですが

どうも肩甲骨周辺の筋肉が固く緊張するばかりで

姿勢も症状(痛み、こり)も全くよくならないのです。

昨日の姿勢反射と姿勢

で書きましたように

頑張って 力んで

肩を後ろに引けば引くほど反射で肩は自然に前にきます。

あるいは肩を後ろに引く(肩甲骨内転、後退)ために使われる筋肉がガチガチに固まってしまう。

せっかくよい姿勢を意識されているのにもったいないですよね

そうならないようにするには

肩甲骨を後ろに引いたら それ以上の力でしっかり腕を前に出す(肩甲骨を外に開く)

反対の動きをとりいれることが重要なのです。

これはたとえば

上がってる肩甲骨(挙上)を下げる(下制)場合にも

いかり肩(上方回旋)を戻す(下方回旋)場合にも同じことが言えます。

それだけでなく

今あなたが意識して行ってる

よい姿勢のための動作すべてに当てはまります。

後屈するのは大いに結構ですが

そのあと必ずしっかりと前屈するようにしてくださいね。

bodycare GREENS 森田

 

 

姿勢反射と姿勢

姿勢反射とは


位置覚に関連する全身の知覚により、

反射的に全身の筋が適度に緊張し、

体の位置、姿勢、運動における平衡を保つことを姿勢反射という。
(wikipediaより)

 

自動的に

反射的に

平衡を保とうとする

そういう機能が身体にはあるわけですね。

もちろん私もあなたも、、、、

 

それを踏まえた上でちょっと試してほしいことがあります。

 

良い姿勢を作るために

猫背や巻き肩を解消するために

思いっきり

肩を後ろに引いて肩甲骨を内側に寄せてみてください。

思いっきり

限界までやってください。それを10秒

 

10秒たったら一気に力を抜いて 気をつけの姿勢で立つ

呼吸だけを繰り返してください。

完全に脱力状態、、、、

どうなってます?

呼吸するたびに

腕が前に出てきませんか?猫背になってきませんか?

 

「脱力してるんだから当たり前だろ!」

まあそう思いますよね。

 

じゃあ今度

思いっきり両腕を前に出してください。

ちょっと下向いて背中を曲げて

肩甲骨を外に広げて

とにかく思いっきり腕を前に

それを10秒、、、、

 

そして一気に力を抜いて気をつけの姿勢に戻し

呼吸だけを繰り返してください。

完全に脱力状態、、、、

どうなってます?

呼吸するたびに

肩が後ろに引かれてだんだん姿勢がよくなってきませんか?

 

そうなんです

元に戻ろうとする姿勢反射の働きにより

肩を後ろに引くよりも

腕を思いっきり前に出した後の方が

良い姿勢を作りやすいのです。

皆さんこれを知らないので

意識して肩を後ろに引く
↓
姿勢反射で戻ろうとする
↓
意識して肩を後ろに
↓
姿勢反射で戻ろうとする

この繰り返しになってしまい

気づくと肩甲骨周辺の筋肉がガチガチに硬くなってる人がいっぱいいるのです。

 

もちろん

肩、肩甲骨を引く動作、寄せる動作ができない

っていうのはそれはそれでマズイのですが

 

肩、肩甲骨を引いていれば自然と良い姿勢ができるようになるっていうのは

実はあまり期待できません。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

 

 

認知症の父をみて思うこと

重い話ですみませんね。

 

元々父は

随分とネガティブな性格の持ち主で

口から出るのはヒトの悪口自分の境遇への文句ばかり

子供の頃から一緒にいるのがしんどい人でしたが

認知症が進んで

ますます

強度が増したというか

先鋭化したというか

妻である人(つまり母)

息子である人(つまり私)

家族のことを全く信用できないみたいです。

 

「何がしたいですか?」

「何が好きですか?」

みたいな質問をして

なんでも良いから興味を覚えてもらいそれを突破口にして生きる希望を、、、

なんて考えるも

その声も届かず。

 

限界を感じております。

 

そんななか 強く思うのですけど

全ての人は

脳がまだしっかり機能する間に

何に対してもポジティブに考えられるようにトレーニングをすべき

だと思います。

 

自分は恵まれている

仕事楽しい

仕事好き

家族が好き

周りにいる人は良い人ばかり

だから成功する

だから楽しい

失敗したって楽しい

今楽しくなくてもこっから楽しくなっていくからワクワク

新しいことしたい

新しい出会いにワクワク

最悪の状況すぎて笑える

最悪の人すぎて笑える

何もない 何もなさすぎて笑える

不味すぎて笑える

痛すぎて笑える

つまんなすぎて笑える

嫌いすぎて一周回って好き

みたいに

最終的に楽しい 最終的に好き 最終的に笑える

なんでもそうやって考えるくせつけとけば

 

少なくとも

嫌な年寄りにはならない、、、、、、、、、、、かな?

 

物事がうまくいかない時の保険という意味で

ネガティブな発想は人間として自然な防衛機制(ディフェンスメカニズム)

ですから

やはりそこを変えるにはそれなりの時間をかけてトレーニングする必要があるでしょうね。

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

 

睡眠中に足がつる

お客様の中でもこれを訴える方結構多いですね

 

私もここ1年ぐらいで時々起こるようになりました。

激しい運動のあと

長時間の立ち仕事の後に起こるケースが多く

50歳以上ではほぼ全員が一度は経験しており、

60歳以上の6%が毎晩こむら返りに襲われているという報告もあります。

筋肉の細胞は電解質イオンのバランスによって反応のしやすさが決まります。(イオンは少なすぎても多すぎても細胞や臓器の機能が低下し、命にかかわることがあります。)

健康な人ならば過剰なイオンは尿や汗などから排出され、

反応性がちょうどいい範囲内におさまるよう調節されています。

ところが、睡眠時は汗を多くかいており脱水傾向にあります。

さらに全身をほとんど動かさないため、心拍数も減り、血行は低下しています。

夏場に冷房をつけっぱなしで寝たり布団をかけずに寝ると、足の筋肉が冷え血管も収縮し、血行はさらに悪くなります。

こういった悪い状況でイオンのバランスが崩れているときに、

たまたま寝返りをうって筋肉に刺激が加わると、筋肉の細胞が暴走して過剰な収縮が発生しやすくなってしまうのです。

中年になるとリスクが高まる?

ではなぜ中年以降で起こりやすくなってしまうのでしょうか。

その理由として、若いときより運動量が減っているため、筋肉量が減少している⇒筋肉内の血行が低下する⇒乳酸などの疲労物質が排出しづらい⇒末梢神経の興奮を抑えにくくなる⇒筋肉の細胞が暴走しやすい、

ということが考えられています。

年をとるとたいした運動をしていなくても筋肉に疲労が生じ、睡眠中に足がつるリスクが高まってしまいます。

他にも例えば妊婦は、過呼吸によって血液がアルカリ性に傾いていたり、

子宮が下大静脈を圧迫して循環が悪くなっていたり、

足が常に疲労していることからこむら返りを起こしやすいことが知られています。

なお、こむら返りの痛みがあれほど強いメカニズムは、実ははっきりしていません。

対策として

特に高齢者の方は下腿を弱化させないように鍛える。歩くだけではちょっと物足りないので膝に問題がなければ階段の昇り降りかスクワットがおすすめです。

スポーツドリンクによるミネラル補給でイオンバランスを整える。

靴下やサポーターで冷えるのを防ぐ。

などが考えられます。

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

身体の前側を伸ばす

筋トレにより胸筋や腹筋が発達している人もそうですし

デスクワークでいつもお腹を縮めるような姿勢の人もそうなんですが

身体の前側が伸びなくなってるケースは多いです。

それによっていわゆる猫背が固定化されたり

無理に姿勢良くしようとして反り腰になったり

反り腰が腰痛を引き起こしたり

いろんな悪影響があるのです。

身体の前側をしっかり伸ばしましょう!

 

bodycare GREENS 森田

息子へ、、、

夏と言えば祭
祭と言えば御神輿(おみこし)だね。

御神輿は担ぐひと全員の協力が不可欠であり

もしも
サボってる人
ましてや
御神輿にぶら下がってる人がいたとしたら
どうなる?

実は君の肩、肩甲骨で同じことが起きている。

肩甲骨を動かす筋肉の一部がサボっているのだ。サボってぶら下がっているのだ!

動ける筋肉は頑張って肩甲骨(御神輿)を動かそうとするが
サボっている筋肉がかたくなに動かないので
肩甲骨全体が動かないのだ。
肩甲骨が動かないので
思ったようにボールが投げられないのだ。

なぜそうなったかというと
「動け」という指示をずいぶん長い間
受けてこなかったので
眠ってしまってるのだ。

昨日教えた肩を回すエクササイズを続ける事

そうすれば
1ヵ月で変化は起こるはずだ。

信じろ

bodycare GREENS 森田

東京医大の問題について

元N大学病院長のH様と少しお話ししました。

今現在

医学や歯学系の大学で

普通に入学試験すると

女子の方が男子よりも成績が良いのは当たり前で

それもかなり差があるらしいのですね。

 

それはもう周りがどうしてみようもない

当人である男子学生がもっと頑張ればいい

という話かとは思うのですが

 

ただ

一つ思いますのは

将来のお医者様を選定しているわけですから

適正を決めるのに

(もちろん国家試験はまた別にありますがそれでも、、、、)

果たして今までのようにほぼ筆記試験で

(一応面接や論文での選考はありますが、結局は筆記試験ですよね)

それだけで決めていいのでしょうか?

 

私のお客様にはドクターが多く

聞けばみなさん一様に

「結局のところ医者は体力だ!」

と強く言われます。

そして

「医者はサービス業だ」

というご意見もよく聞かれます。

 

であれば

体力や運動能力

あるいは芸術やコミニュケーション能力など

筆記試験以外の試験方法をもう少し加味して

もっと総合的な能力(人間力)を求めるべきなのではないでしょうか?

試験どうすんだ?

混乱するだけ。

っていう反対意見は当然出るのでしょうが

「知識の多寡よりもっと

本当はこういうお医者さんが求められてる」

っていう声が大きくなれば

いろんなことが変わってくる可能性もあるのかな?

と思います。

 

男女間の差別や

倫理観

女性の働き方の問題

それももちろんとてもとても大きな問題ではありますが

 

そこだけにフォーカスしちゃうと

あまり良い方向には行かないような気がします。

間違いを正せというだけでは、ということ)

 

それよりも

もっと工夫すればみんなが幸せになれる

さらに良い状況に持っていける

そんな方法があるような気がします。

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

 

 

 

筋細胞の収縮とミトコンドリアの増加

骨格筋が骨や関節を動かす時

あるいは心筋が心臓を動かす時

筋細胞は収縮します。

 

筋細胞はATPを分解して動く

筋細胞の中にある「ミオシン」という繊維が

ATP(アデノシン三リン酸)をADP(アデノシンニリン酸)

にかえるときのエネルギーを使って動く。その動きによって、筋肉全体が急速に縮みます。(A1~A4)。

A1、ATPがADPとリン酸にかわるときのエネルギーを使って、ミオシンの構造が変化します。

A2、ミオシンはアクチンからはなれて、少し先のアクチンを“つかみます”。

A3、ADPとリン酸がはずれるとミオシンの形がかわり、アクチンを“たぐりよせます”。

A4、アクチンが動いて筋肉全体が縮みます。

ってなんのこっちゃ?

わかりやすくいうと

食事を摂って、ADPはエネルギーが発生すると、それを使って自分にリン酸をくっつけさせます。リン酸がくっつく時に、糖や脂肪を分解してつくられたエネルギーが使われます。で、リン酸が1つ多くくっついたADPは、もはやADPではなくATPと呼ばれます。で、エネルギーはATPの中で蓄えられます。

食事が終わり、今度は運動するって時にはエネルギーが必要になります。
その時はATPが分解されてADPになります。この時、ATPからリン酸が1つはずれることでエネルギーが発生します。発生したエネルギーは運動に使われます。リン酸を1つ外されたATPはATPではなく、ADPって呼ばれることになります。(上記のA1~A4)

エネルギーが足りない飢餓状態になる
運動を行いつづけて、筋細胞内のATPがほとんど消費されると、ADPまでもが分解され、AMP(アデノシン一リン酸)とリン酸が生じます。AMPがふえた飢餓状態になると、「AMPキナーゼ」というタンパク質が「ミトコンドリアをつくれ」という指令を核内の遺伝子に伝えます。

アデノシンに1個リン酸が結合したものがAMP:Adenosine MonoPhosphate(mono=1)
アデノシンに2個リン酸が結合したものがADP:Adenosine DiPhosphate(di=2)
アデノシンに3個リン酸が結合したものがATP:Adenosine TriPhosphate(tri=3)

リン酸が1個移動するだけで

様々なことが起こるんやから不思議ですね。

 

「ミトコンドリアをつくれ」という指令を受ける
指令を受けると、ミトコンドリア合成のために必要なすべての核遺伝子がはたらき、ミトコンドリアの構成成分を細胞質でつくりはじめます。

ミトコンドリア内でも材料がつくられていく
ミトコンドリアの中でも構成成分がつくられていく。ミトコンドリア内部ではDNAも複製されます。

ミトコンドリアの体積がふえる
既存のミトコンドリアにつくられたタンパク質などがつけ足され、体積がふえていきます。

bodycare GREENS 森田

あらゆる動作は出力であると同時に入力でもある

固有感覚(proprioception)は自分自身(propriusはラテン語で「自分自身の」を意味する)に関する感覚である。骨格筋や関節包、皮膚に存在する感覚受容器は自分の身体、特に四肢と頭部に関する姿勢や動きの意識的な認識を可能にしている。

われわれは固有受容器(proprioceptor)らの感覚フィードバックなしでも身体を動かすことができるが、そのような動きはしばしば不器用で、調整が不完全であるため、複雑な課題に十分に適応できない。特に視覚情報に頼ることができない場合、この傾向は著しい。

Kandel E:カンデル神経科学(金澤一郎, 監訳), p468, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2014.

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意識的に体を動かそうとするとき

脳 → 脊髄神経 → 末梢神経 → 最終的に筋肉

という運動神経を電気パルスが走るのですが

 

それと同時に

 

筋肉や関節包や皮膚に存在する感覚受容器から

脳に向かってやはり電気パルスが走る

 

つまり

(反射的でない)意識的な動作は

脳から筋肉への出力であると同時に

筋肉から脳への入力でもあるのです。

 

bodycare GREENS 森田

 

 

痛みなどの症状を緩和させることを最大の目的とすべきか?

18年前に整体師になろうと思った時から

ずっと

私の最大の目標は

「どんな人の どんな症状も改善させる」

ということでした。

 

18年経って

多くのお客様から評価されてる(たぶん)

今現在でもそこはもちろん変わりなく

1ミリでも

1マイクロメートル(1/1000ミリ)でも

1ナノミリ(1/1000000ミリ)でも

少しでもいいから

とにかく精度を上げていきたいと思って日々仕事しております。

 

ただ

最近感じますのは

「痛みの緩和(あるいは取り除くこと)ができたとして

果たしてそれだけでいいのか?」

ということです。

まあ多くの方は

症状が改善すれば精神的にも実生活においても

いろんなことが良い方向に変わって行くとは思いますし

実際これまで

素晴らしいお客様の体験を一緒に味わってきたつもりです。

 

でももしかすると

もっと素晴らしい変化がありえるのかもしれません。

 

 

「多くの人が考えている以上に 人間の体というものは

本来もっともっと自由であるべきなのかもしれません。

もっともっと可能性があるのかもしれません。」

 

それを証明することができれば

もしかすると症状改善させること以上に大きな意味をもつのではないでしょうか?

bodycare GREENS 森田