マッサージ、整体の本質とはその4

前回は筋肉は筋膜の性質上

実は伸びて固まってることが多い

と書きました。

より正確に書きますと

 

伸びる

テンション、張力加わる

筋膜内の物質(コラーゲンとエストラチン)の高密度化

固まる

というわけです。

もちろん伸びることだけが筋肉が固くなる原因ではありません。

 

指圧などで強く押されて

外圧加わる

テンション、張力加わる

筋膜内の物質(コラーゲンとエストラチン)の高密度化

固まる

というケースもよくみかけられます。

(特に首は絶対に強く押してはいけません、100%固くなります!)

 

ただし、

そんな無理なマッサージでも

血流がよくなるので一時的にすっきりしちゃうんですよね、、、

 

目指すべきは

(強くも弱くもない)正確な圧です。

 

硬いものを中に押し込んで

問題箇所がドンドン深く

手が届かなくなっていくような

改善が難しくなっていくような

そんな施術ではいけないのです。

 

必要であれば縮める

必要であれば伸ばす

必要であれば押す

必要であれば引く

必要であれば回す(水平軸、垂直軸、前後の軸)

それができてはじめて

動きが止まっていた筋肉と関節を

スルスル動かすような

あくまで体にとって自然なアプローチ

心にとっても自然なアプローチ

となり得るのです。

そしてそれは

非常に難しい技術なのです。

bodycare GREENS モリタ

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