最後に残るもの

この1年で急激に弱っていく父親(Iさん)に

「Iさんは何がしたいですか?」

「Iさんは何が好きですか?」

「Iさんの楽しみはなんですか?」

といつも聞くようにしています。

答えはいつも

「わからない、、、、」

「楽しいことなんか何もない、、、」

 

認知症になると

記憶力だけでなく

空間を認識する能力

時間を認識する能力

理論的に考える能力

あらゆる能力がポロポロと抜け落ちていきます。

 

何のために生きるのか

何を考えて生きる(死ぬ)べきか

それを考えるだけのスペースが海馬にはすでにありません。

 

生きる気力がなくなり

食べる意欲もなくなり

 

それでも一つだけ残ってるものがあります。

 

私の父親の場合

その最後まで残るものは

怒り

です。

 

怒りだけを抱えて生きていくのは随分しんどいことでしょう。

怒りだけを抱えて死んでいくは悲しいことです。

 

おそらくですが

怒ることによってアドレナリンが出てしまうので

それが昔からの癖になってるのでは無いでしょうか?

(同じ理由から大きな声も出します)

それと

怒ることでしか他人とコミュニケーションを取れないと言う

コミュニケーション能力の低さや

他人に対する甘え?

なども原因となってます。

 

たった一つ残されたものが

怒りではなく

何かもう少し美しいものと交換できるといいのにな

とは思うのですが、、、、

 

それはそうと

私自身は

最後に残るものって何だろう?

笑い

可愛さ

色気

癒し

できればそんなのがいいですね、、、、

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

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