(↑新しいHPです。まだ製作中ですが徐々に移行します。)
皆さん、こんにちは。新潟市で22年間、ボディケアグリーンズという場所で、数えきれないほどの「人生の記録(=身体)」と向き合ってきました、整体師の森田です。
今日は、少し個人的な、そして強い信念に基づいたお話をさせていただきます。
「カリスマ」の動画に覚えた、言いようのない違和感
ちょうど一年前、私はあるオンラインセミナーに参加しました。講師は、整体の日本一を決める大会で脚光を浴び、今や世界中を飛び回ってセレブリティを顧客に持つ、いわゆる「カリスマ整体師」です。
重症のクライアントを瞬時に治す。その鮮やかな「結果」に期待を膨らませて動画を再生した私を待っていたのは、驚きではなく、吐き気をもよおすほどの違和感でした。
そのアプローチは、あまりにも「雑」だったのです。
もちろん、動画の中のクライアントは笑顔になり、痛みは軽減したようでした。しかし、そこには身体という精緻な小宇宙への「敬意」が決定的に欠けていました。何度も動画を見返しましたが、その度に失望と、ある種の怒りが込み上げてきたのです。
そして、私は確信しました。 「結果が出れば、何をしてもいいわけではない」と。
「痛み取り」と「調整」は、全く別の競技である
世の中には、痛みや症状を消すことに特化した技術が数多く存在します。それはそれで、一つの需要かもしれません。しかし、私が人生をかけて追求しているのは、それとは全く別の次元にあるものです。
それは、「全身の組織を、美しく完璧に調律すること」です。
これは、ちょうど「動かなくなった車をとりあえず動くように修理する」のと、「ヴィンテージカーをネジ一本まで解体し、ピカピカのフルレストアを施す」くらいの違いがあります。
私のクライアントの多くは、長年の生活習慣やストレスによって、組織がベトベトに癒着し、骨格も筋肉も凸凹になり、関節はまるで錆びついた機械のように動かなくなっています。
これを、工場のライン作業のように「雑に」扱うことなど、私には到底できません。
身体をピカピカの状態へもっていく「アート」
近年の筋膜(ファシア)研究やバイオメカニクスの進歩は、組織がいかに繊細に相互作用しているかを証明しています。一つの癒着を無理に引き剥がせば、他の組織に微細なダメージを残します。
私の施術は、極めて緻密です。 ベトベトした癒着を、まるで熟練の時計職人がピンセットで部品を扱うように、丁寧に、丁寧に解いていきます。凸凹になったアライメントを、指先の感覚だけでミリ単位で微調整し、本来の滑らかなラインへと戻していきます。
この作業は、非常に手間がかかります。効率的ではないかもしれません。 しかし、その手間をかけた先にしか、「ピカピカの新車」のような、軽やかで美しい身体の状態は訪れないのです。
すべての愛しいクライアントに、究極の美しさを
私は、整体はアートになりうると信じています。 アートとは、単なる自己満足ではありません。対象に対する究極の理解と、それを表現するための極限の技術が融合したときに生まれるものです。
私のサロンを訪れる方々には、ただ「痛みがなくなった」で満足してほしくありません。 自分の身体が、かつてないほど清らかに、美しく整っている。その圧倒的な爽快感と、機能美に包まれる感動を味わっていただきたいのです。
「雑なカリスマ」には、決して真似できない領域があります。 それは、22年という歳月をかけて、一人ひとりの組織と誠実に対話し続けてきた者だけが到達できる、「緻密さ」という名の美学です。
あなたの身体を、世界で最も価値のある一台の名車のように、私がピカピカに磨き上げます。
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整体師 森田 ボディケアグリーンズ 代表