体の可動性・柔軟性と腰痛の関係

昨夜、TVを見ていてとても違和感を覚えました。

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詳しくはこちら↓

https://www.ntv.co.jp/kazu/articles/31153mqt7j9s01g35cld.html

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そこでは

最新腰痛対策というテーマで

パネラーであるK大学の教授が講義をされていたのですが

そこで言われていたのが

背屈、前屈と左右の回旋という動作を見て

単純に

可動が大きい人=腰痛になりにくい

可動が少ない人=腰痛になりやすい

という結論でした。

確かに

7つの頚椎、12個の胸椎、5つの腰椎それぞれが

屈曲・伸展および回旋という

本来の動きをしてくれれば

ある動作をした時に

どこか一部の椎間に負荷がかかりすぎるということは無いのかもしれません。

しかしながら

一見正しいように聞こえる

関節の可動性や身体の柔軟性を重視する理論は

骨格のことしか考えていないのです。

 

なぜなら

鍛え上げられた太い筋肉は

確実に関節の可動性を制限するからです。

そして同時に

関節や姿勢の安定性という大事な役割を担っているのです。

 

逆を言えば

ストレッチばかりをしていて筋肉が細く薄い方は

確かに関節可動域が広いですが

股関節や肩関節など関節がゆるく

不安定な方が多いです。

 

誤解のないように言いますと

関節の可動性が無さすぎるのは

その他の部位が過度に動かされて

筋肉や関節を損傷することにつながりかねないので

それが良いということでは全然ないです。

でも

だからと言って

可動があればそれで良いわけではなく

姿勢や関節を安定させる機能も等しく重要だということです。

 

どちらも重要なのに

可動性や柔軟性ばかりを重視する風潮に違和感を感じます。

ボディケアグリーンズ(整体) 森田

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