首、肩、腰など筋肉が硬くなる理由:筋膜の硬化による筋コンパートメント症候群編

複数の筋肉がある部位では,いくつかの筋ごとに,骨,筋膜,筋間中隔などで囲まれた区画に分かれて存在する。 その区画のことをコンパートメントという

筋肉と筋肉の間にある=間質

あるいは筋肉を包んでる=筋膜

あるいは総称してファシア

まあどれも同じと考えていいと思いますが

打撲や強すぎるマッサージを受けると

筋繊維を守るように筋膜が硬くなります。

筋膜が硬くなると

筋肉の内部の圧力が強くなり

筋繊維の中の毛細血管等の循環不良

軽度のコンパートメント症候群の発生

**********************

コンパートメント症候群とは,閉鎖した筋膜の区域内における組織にかかる圧力の上昇であり,結果として組織虚血(血液供給不足、酸素不足)を来す

**********************

となります。

対応としては筋膜リリースとなるのですが

一般に知られてる筋膜リリースはなぜかストレッチである場合が多く

そうなると今度はストレッチ(遠心性収縮)による筋スパズムの原因となります。

単純にストレッチを勧める治療家やトレーナーは筋緊張のメカニズムが理解できていないので

基本疑ってかかるべきだと思います。

真に効果のあるマッサージとストレッチならボディケアグリーンズ 森田

コメントを残す

Related Post

フラダンスの講師、高齢者運動指導士のA様フラダンスの講師、高齢者運動指導士のA様

が先ほどいらっしゃった。 グリーンズ2度目のご来店で 私が担当するのは初めて。 症状は右の鼠径部の痛み。 腿上げの動作時に使う大腰筋とその補助である腸骨筋 そこがガチガチにかたい。 特に痛みの強い右側が硬い。 一方で 臀 […]

グリーンズは この秋で16周年グリーンズは この秋で16周年

本日最初のお客様は 新大病院ドクターのA様 いつも木曜日は 長岡のS病院に出張されているのですが 今日はお盆でそちらが休みとなり 思い立ってグリーンズへ   年に1度ぐらいしかいらっしゃらないし 私ほとんど担当したことが […]