何のための開脚?

開脚、、、

ああ開脚、、、、

夢にまでみた

そのフォルム

180度パカっと開けるなんて

もはや芸術

背面で合掌、、、

これも素敵

体は柔らかい方がいいよね

しかも

ネットの情報によると褐色脂肪細胞が活性化されて

バストアップもできて

さらに痩せるらしいよね

 

なるほど

そうですか、、、

 

まあ

シンプルに

硬いよりは柔らかい方が良い

それだけは

絶対間違いない!

 

というのは残念ながら

間違いです。 

 

例えば股関節の場合

元々筋肉の不足や

バランスの悪さから

安定性が不足してる

  

しっかり大腿骨頭を骨盤にはめて

その骨盤を

まっすぐ立たせる

 

できて当然と思ってることが全然できていない

 

左右どちらかの股関節が常にゆるゆるの状態

というケースはとても多いのです。

高齢者によくみられる

股関節の変形

これも

ほとんどの場合

股関節で上半身をしっかり支える癖をつけてこなかった

そういう人がなってしまうのです。

 

つまり

開脚なんかしてる場合ではないのです!

 

杖やカートや車椅子のお世話にならず

自分の足でしっかり歩きたいのであれば

まずは股関節で体を支えるトレーニングや歩き方を今すぐ始めてください。

さらに

肩の関節も同じことが言えます

まっすぐに腕を上げれなかったり

ある程度の重みに耐えられない

 

本来

倒立なんて

ちょっと練習すれば

全ての人ができて当たり前なのです

運動神経とか

特別な力とか必要ないのです

 

肩の関節の安定性が弱い

姿勢を保持する脊柱起立筋群の筋肉が弱い

だからぐらついてしまい

倒立ができないのです

それほど弱い肩関節背筋をお持ちの方が

後ろで手を組んだり

可動域広げるようなストレッチすれば

いつまで経っても安定性は生まれません。

まずはしっかり体を支えられる股関節と肩関節を手に入れましょう!

それが実現した後で

それでも開脚したいなら

大いにトライすれば良いと思います。

姿勢のことならボディケアグリーンズ 森田

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