テニスによる腱鞘炎 K様のケース

Human Hand Anatomy Illustration. 3D render

ランニングは苦手

筋トレも続かない

だけどテニスは楽しいから続いてる

というK様。

Whether it’s the serve, forehand, backhand or volley, tennis puts a lot of stress on your wrist. (Dreamstime/TNS)

ようやく続けられる運動が見つかった矢先

手首に異変が、、、

テニスしている最中はそれほどでもないのだが

何かちょっとした拍子

例えば

手を床についた時

シートベルトを閉める時

不意に痛みが走るようになり

このまま

どんどん痛みが強くなっていったら

不安でしょうがない

テニスやめるべきか悩んでる

とのこと。

 

手首を触ると

掌屈(手首を曲げる)のための筋肉

長掌筋(中央)、橈側手根屈筋(親指側)、尺側手根屈筋(小指側)

が伸ばされて固まっている。

聞くと

インストラクターさんから

ボールを打つときに背屈させるように教わってる

ボールをリフトさせる練習時も常に背屈(反る動き)させている

とのこと

いや

嘘でしょ?

おそらく聞き間違いだと思います。

前腕や上腕の筋力がまだ弱い方が

手首を背屈させながらボールを打ってたら

そりゃ手首を曲げる筋肉

特に腱の部分が伸ばされて

ガチガチに固まり

いざ掌屈(曲げる)させようとしても

筋肉が収縮

正確には滑走(縦に滑る動き)ができなくなり

それでも無理矢理手首を動かそうとすると痛くなるのです。

 

上記の関連部分をしっかり調整し

手首に頼らない

肩や背中や体全体を使ったラケットの振り方を何度か繰り返し

肘の曲げ伸ばしの際や

肩関節をあらゆる方向に動かす際に

手首をあまり動かさないことを意識づけるトレーニングもさせていただきました。

楽しくテニスを続けられるように

これからもサポートさせていただきます。

テニス肘、腱鞘炎ならボディケアグリーンズ 森田

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