固くなった筋肉を押したり揉んだりして柔らかくする
なるほど
縮んだ筋肉を伸ばす
ああそう
血流やリンパを流してあげる
へえ…
まあ全部間違ってはない
間違ってはないけれど
それだけでは
そういう考えだけで
マッサージやストレッチしている限り
なかなかキツい筋肉系の症状は改善されないような気がします
例えば
肩関節に問題がある方の場合
![](https://i0.wp.com/www.bodycare-greens.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/11/sholderjoint.jpg?resize=525%2C295)
もっとも問題が起こりやすいのが
3つの矢印で示された棘上筋の腱
その上層で緑色の肩包下包と三角筋下包
その上層の三角筋と
さらにその上層の僧帽筋
全部合わせてもせいぜい厚さ3ミリぐらいかな
本当に筋肉ない人だとわずか1ミリぐらいですよ
そんな薄い層なんで
どうしても
ひと塊りになって動いちゃう
実は…
これがかなりの問題な訳ですよ
なので
それだけ細かいリリース(分離作業)の技術が必要なんですけど
でも実際
そんなことできる人100人に一人もいないのが現実
ほとんどの現場では
三角筋がどうだ
大円筋がどうだ
肩甲挙筋がどうだ
とか
筋肉を単体でしか見ていない
で
なになに筋を揉んでおきましたとか
刺激入れておきました(刺激って何?)
![](https://i0.wp.com/www.bodycare-greens.com/wordpress/wp-content/uploads/2019/11/IMG_20170828_101443.jpg?resize=432%2C768)
まあ それでも楽にはなりますからね
それはそれでよしなんでしょう。
筋肉単体で見ることももちろん必要だけれど
わずか数ミリの薄さの中でそれぞれを分離させて動くようにするという考えはもっと重要
という話でした…
bodycare GREENS モリタ