父への内臓調整

 

今朝も母とともに父の見舞いに行ってきた

だいたい週1で通っているのだが

その都度

しっかり弱体化していってる

 

明日の記憶

という小説の中に

アルツハイマーは死に至る病気である

と書かれていたが

その事実をまざまざと見せつけられている 

 

元気ですか?

病気ですか?

死にかけてますか?

お腹減った?

何が食べたい?

(母を指して)この人誰ですか?

吉永小百合と奥さんとどっちが好きですか?

お気に入りの看護師さんいますか?

何がしたい?

どこへ行きたい?

角田山登りたい?

弥彦のロープウェイ乗りたい?

 

まるで反応なし

あの

いつもの

激しい怒りはどこ行った?

 

モリタさん?

(聞き取れる範囲ギリギリの小さな声で)はい…

 

ハヤシさん?

反応なし

 

イケダさん?

反応なし

 

モリタさん?

はい…

 

かろうじて

自分の名前だけは理解しているようだ

 

その後

腕や脚を

ひたすらガンガン動かしてやる

痛い痛い言ってるが

無視

 

風船みたいに

むくんだ足裏をグーでガンガン叩く

親の仇のように激しく叩く

痛い痛いいってるが

無視

  

脚をさすってやり

骨盤や股関節のアジャスト(調整)を行う

アジャストって言っても

私の場合はスローアジャストなので

ボキボキは無し

ボキボキ(瞬間調整)は危険運転

私のスローアジャスト(自然調整)は安全運転

 

ついでに

内臓も調整

呼吸が極端に浅く

腹圧(内圧)が弱すぎる

そのため

腹膜や腹横筋が

レンジでチンしたラップのように

シュリンクして

腸を押しつぶしている

 

腸捻転や極度の便秘の原因がそれ

 

じっくりと

内臓ごと

腹膜や腹横筋を引き出してやる

時間がかかるが仕方がない

  

木の人形みたいに

硬直化してた体がゆるゆるしてきた

  

いつの間にか

気持ち良さそうに

眠りに落ちていた

 

また来るよ

来るから死ぬなよ

bodycare GREENSモリタ

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