トレーニングによる骨盤調整と腰痛防止(2)

前回

腰痛対策として

肋骨と骨盤の間(お腹を含んだ腰回り)

そこにある筋肉の

(1)左右

(2)前後

それぞれの筋力バランスを整え

さらに

(3)スムーズな回旋運動を取り戻す

ことによって

腰椎や骨盤の歪みを矯正し

筋肉の緊張やそれに伴う痛身を防げるのではないか?

ということをお伝えしました。

今回はその実践編。

サイドベントというトレーニングになります。

狙うのは外腹斜筋腰方形筋

今回は20kgのダンベルを使ってますが

10kgぐらいでちょうどいいかな?

何ならダンベル無くても構いません。

でも

負荷をかけたほうが

実感としてわかりやすい

効果を出しやすいので

できれば米や砂や水の入った袋でも構いませんから

重りを使ってください。

鼻から息を吸って腹圧をしっかりかけた状態で息を止め

右の脇腹の筋肉をギュッと縮めて3秒間

終わったら

息を吐きながら体をまっすぐに戻す

↑これを10回

注意しなきゃいけないのは

ダンベル持ってる腕でもなく

左脇の伸ばす筋肉でもなく

 

右脇の縮める筋肉に意識を集中すること

 

ストレッチが目的であれば逆に伸ばす筋肉を意識すればいいが

今回は筋力強化が目的なのであくまで縮める方に集中!

そして

 

力を入れる前に必ずお腹に空気をしっかり入れること

これができてないと筋肉ではなく

腰椎へ負荷がかかり腰痛の危険大!

右をやったら次は左も同じようにやってください。

単なる側屈にならないように

雑巾絞るみたいに

脇腹の筋肉がギュッと縮むのをイメージしてください。

 

ほとんどの方が

左より

右の外腹斜筋/腰方形筋の方が弱い

と思いますのでもしそうであれば

右をしっかりやってください。

逆なら左を集中的にやれば良い。

 

続きます…

bodycare GREENS モリタ

コメントを残す

Related Post

整体師の必須能力:体の使い方の理解と実践整体師の必須能力:体の使い方の理解と実践

整体師にとって、体の使い方に関する深い知識と、それをハイレベルで実践する能力は極めて重要です。なぜなら、骨格の歪み、筋肉の張り、神経痛など、多くの症状や不調は、日々の体の使い方の蓄積によって引き起こされると考えられるから […]

整体で筋肉を調整するってどういうこと?その2整体で筋肉を調整するってどういうこと?その2

『サボってる筋肉』について説明する前に まずは例として 肩甲骨に繋がってる筋肉のいくつかを見ていきましょう ↑肩甲骨の背面内側から上腕に向かって走る 棘上筋(上腕外転)、棘下筋(上腕外旋)、小円筋(上腕外旋と内転) &n […]

老化は背中から:その2僧帽筋老化は背中から:その2僧帽筋

僧帽筋トレーニング:初級者、中級者、上級者向け 初級者:基礎を築く美しさ 初めに、僧帽筋の基礎を固めることから始めましょう。初心者にとって、筋肉を意識することは重要です。以下のエクササイズは、シンプルながら効果的です。 […]

肩甲骨を動かさずに腕を動かすことの問題点肩甲骨を動かさずに腕を動かすことの問題点

肩甲骨を動かさずに腕を動かすことには多くの問題があり、特に「肩甲上腕リズム」という概念が重要です。このリズムは、肩甲骨と上腕骨の協調的な動きを指し、腕の動作において非常に重要な役割を果たします。以下に、解剖学的、運動生理 […]