サブ4ランナーN様(2)

走り方を変えれば症状改善するのであれば走り方を変えれば良いです

弱い筋肉を鍛えることによって症状改善するのであれば筋トレすれば良いです

伸びなくなってる筋肉をストレッチすれば症状改善するのであればストレッチすれば良いです。

 

N様の場合はそれぞれ一時的な効果は感じるものの

別の箇所に症状が移動してしまったり

しばらくすると痛みが再発したりして

根本的な改善がみられない状況であります。

こういう場合は

とにかく丁寧に状況を確認することが最も大事なのではないでしょうか?

今一番痛いのが足裏ですが

フォアフット走行のためには下腿(ふくらはぎ)を鍛えなきゃ ということで

カーフレイズ(踵上げ)をやりまくってるそうなんです。

そのせいか

指の付け根が総じて硬く

伸展した状態で固定化されてしまっているのです。

加えて

右足の外のくるぶし(外顆)と腓骨が下がってしまってます。

捻挫の後遺症でしょうか?

それと連動して足裏の横アーチが変形して

足根骨(指の根本)の3指(中指)と4指(薬指)の間が狭くなっています。

痛みのある箇所もまさにその部分!

つまり

縦方向には筋肉が伸びた状態(伸展優位)で固まり

横方向には拘縮(強い短縮が取れない)してしまっているのです。

 

そこを念入に時間をかけて調整し

下がっている外顆と腓骨を上げ

右膝の角度調整

左膝裏 ハムストリングスの拘縮も調整し

骨盤を調整し

 

元々の腰痛の原因である腰方形筋の左側の拘縮と同時に

腰椎と肋骨のアライメント(並び)を調整し

その他諸々、、、、、

そうなのです

みなさんが思ってるより随分いろんなことしているのですね。

 

という具合に

非常に繊細に かつ 全体を俯瞰しながらの全身調整により

バランスが整い

曲げるだけで痛みがあった右膝も改善され

何もしなくても痛かった足裏も改善され

 

あとはしっかり走ってみてください

 

ということで

次回のご来店が私も楽しみです!

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

Related Post

回旋筋鍵盤と四十肩・五十肩との関係回旋筋鍵盤と四十肩・五十肩との関係

回旋筋鍵盤(Rotator Cuff)は、肩関節を安定させるための重要な筋肉群で、肩の動きや力を支える役割を果たしています。以下に、回旋筋鍵盤の構成、機能、そして四十肩(肩関節周囲炎)や五十肩との関係について詳しく説明し […]

トレーニングによる骨盤調整と腰痛防止(2)トレーニングによる骨盤調整と腰痛防止(2)

前回 腰痛対策として 肋骨と骨盤の間(お腹を含んだ腰回り) そこにある筋肉の (1)左右 (2)前後 それぞれの筋力バランスを整え さらに (3)スムーズな回旋運動を取り戻す ことによって 腰椎や骨盤の歪みを矯正し 筋肉 […]

マラソン前のメンテナンスマラソン前のメンテナンス

明後日に迫った 新潟シティマラソン前の調整で連日ランナーの方が続々ご来店されてます。 私自身は今回は出場しないのですが 年々ランナーのお客様、マラソンされるお客様が増えていて 走ることの素晴らしさを知る私としてはとても嬉 […]