【ベンチプレス75kgの壁】「もう伸びない…」と諦める前に!あなたの体を劇的に変える”意外な解決策”

皆さん、こんにちは! 新潟市で21年間、ボディケアグリーンズという整体サロン&パーソナルトレーニングジムを経営している整体師の森田です。

最近、ボディケアグリーンズには、遠く県外からも「森田の施術を受けてみたい!」と評判を聞きつけて、多くのお客様がいらっしゃいます。本当にありがたいことです。

先日も、はるばる埼玉からお客様がお見えになりました。その方は、長年大手フィットネスジムに通われているベテラントレーニーの方で、「以前は週5でジムに通い、体の成長や重量更新も順調だったのに、この2年間、ピタッと成長が止まってしまって…」と、とても悩んでいらっしゃいました。今はモチベーションも下がり、週2でルーティンをこなすのが精一杯とのこと。

特に、「ベンチプレスが75kgから全く更新できないんです」というお悩みが、その方の最大の壁になっているようでした。

「せっかくトレーニングを続けているのに、成果が出ないと本当にモチベーション下がりますよね…」

私も痛いほど気持ちが分かります。 そこで、彼の全身をじっくりと整体させていただき、体全体のバランスを診ていきました。そして、私が見出した根本的な問題は、その方の「胸」の発達に比べて、「背中」と「お尻」が極端に弱すぎる、ということでした。


ベンチプレスは「胸」だけのトレーニングじゃない!

「え、ベンチプレスって胸を鍛えるトレーニングでしょ?」

そう思われた方も多いのではないでしょうか。もちろん、ベンチプレスは胸(大胸筋)を鍛える代表的な種目であり、強い胸は必須です。

しかし、ベンチプレスで高重量を扱い、さらにその記録を更新していくためには、実は全身の筋肉が連携して働くことが不可欠なんです。最新のスポーツ科学や運動力学の研究でも、単一の筋肉だけでなく、全身の筋群の連動性がパフォーマンス向上に大きく寄与することが明らかにされています。

具体的に言うと、ベンチプレスで力を最大限に発揮するためには、胸以外にもこんなに多くの筋肉が働いているんです。

  • 腕を押し出す力: 上腕三頭筋(二の腕)
  • 肩の安定と初動: 三角筋前部(肩の前側)
  • 肩甲骨の安定化(超重要!): 僧帽筋、前鋸筋、菱形筋、肩甲挙筋、小胸筋、そし*ローテーターカフ(回旋筋腱板)を構成する棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋
  • 下半身からのパワー伝達(レッグドライブ): 大腿四頭筋(太もも前)、大臀筋(お尻)

そう、ベンチプレスは上半身だけのトレーニングではなく、実は全身運動なんです。特に、下半身を使ってバーベルを押し上げる「レッグドライブ」というテクニックは、ベンチプレスの挙上重量を劇的に伸ばすために非常に重要だと言われています。

成長を止める「嫌いな種目」の落とし穴

その方の場合、全身を診ていくと、胸はしっかり発達している一方で、スクワットやレッグプレスといった下半身の筋トレが「嫌いだからほとんどやっていない」とのことでした。

これ、長年筋トレされている方なら「あ~…」と頷くのではないでしょうか?

実は、「嫌いな種目」とは、多くの場合「そこで使われる筋肉が弱いから」に他なりません。自分の苦手な動き、うまく力が発揮できない種目は、脳が無意識に「嫌い」と感じるものです。しかし、そこで目を背けていては、体の成長はそこで止まってしまいます。

今回の方のように、ベンチプレスの記録が伸び悩んでいるのは、胸や腕の力不足だけではなく、その土台となる背中や下半身の安定性、そしてパワー伝達能力が不足しているからだと強く感じました。特に、高重量を支えるための背中の広がりや、レッグドライブで体を押し上げるためのお尻の筋肉の弱さが、その方の成長を妨げる最大の要因だったのです。


【森田式ブレイクスルー】「嫌い」を克服して、停滞を打ち破る!

「じゃあ、苦手なスクワットを頑張ればいいってこと?」

はい、その通りです!ただし、闇雲にやるのではありません。

その方は「深くしゃがんだ状態から切り返して上がるのに自信がないから、スクワットが嫌い」とおっしゃっていました。分かります、その不安。無理にやると腰を痛めるリスクもありますからね。

そこで私が提案したのは、「切り返しの部分だけを何度も何度も繰り返しエクササイズして自信をつけること」です。

これは、フルスクワットを行うのが難しい場合でも、例えばパワーラックのセーフティバーを使ってハーフスクワットの深さで切り返しの練習を繰り返したり、ボックススクワットで特定の深さでの立ち上がりを徹底したりする方法です。部分的な動作に集中することで、苦手意識を克服し、その動きに必要な筋肉を効率的に強化することができます。

そして、もう一つ重要なアドバイスをしました。

「これからは、胸のトレーニングの時間を少し短縮して、週2回、下半身のトレーニングに集中してみてください。特に、スクワットの切り返し練習を重点的に。」

その方の長年のトレーニング習慣を変えるのは勇気がいることかもしれません。でも、この「嫌いな種目=弱い部分」を徹底的に強化するアプローチこそが、停滞を打ち破り、さらなる成長を促すための唯一の道だと確信しています。

数ヶ月後の変化に、ぜひご期待ください!

すぐに劇的な変化が現れるわけではないかもしれません。しかし、このアプローチを真面目に続けていただければ、1ヶ月、2ヶ月…と経つうちに、スクワットはみるみる上達し、お尻や腿裏は強化されます。

さらに、肩甲骨周りの筋肉を鍛えるローイングやラットプルも、腕を使うエラーを回避しながらしっかり背中に効かせられれば、1年以内にベンチプレス100kgを達成できるようなるでしょう。

また新潟に来てくださる時には、私も全力でサポートさせていただきます。

もしあなたが、筋トレの停滞期で悩んでいる、特定の種目の記録が伸びない、あるいはボディラインのバランスが気になるというのなら、ぜひ一度、ボディケアグリーンズにご相談ください。

私たちは、単なるトレーニング指導だけでなく、あなたの体の歪みや機能不低下を整体で改善し、根本からパフォーマンスを向上させるお手伝いをさせていただきます。

あなたの成長を止めている「本当の原因」を一緒に見つけ出し、次のステージへとステップアップしませんか?

ご予約・お問い合わせはこちらからどうぞ。 [電話025-225-8180]

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 あなたの筋トレライフと健康を、心から応援しています!

整体師 森田 ボディケアグリーンズ 代表

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