大腰筋や腸骨筋のアンバランスと腰痛の関係

みなさまおはようございます。昨日は終日雨だった新潟ですが今日は雲の中に少し青空も見えています。そして涼しい。

今日も昨日に引き続き腰痛について。
腿上げをするときに使われる大腰筋腸骨筋
の左右のテンションの差が、骨盤や腰椎の歪み、さらには腰痛の原因になるメカニズムについて詳しく解説します。

1. 大腰筋と腸骨筋の役割

  • 大腰筋: 大腰筋は脊椎から大腿骨にかけて位置し、股関節の屈曲や体幹の安定性に寄与します。
  • 腸骨筋: 腸骨筋は腸骨から大腿骨にかけて位置し、同様に股関節の屈曲や骨盤の安定性に重要です。

2. テンションの差の影響

  • 左右の不均衡: 大腰筋や腸骨筋の左右でテンションの差があると、骨盤や腰椎に不均衡な力がかかります。これにより、骨盤が傾き、腰椎の配列が崩れることがあります。
  • 筋肉のアンバランス: 片側の筋肉が緊張していると、反対側の筋肉が弱くなることが多く、これがさらに不均衡を助長します。

3. 骨盤や腰椎の歪み

  • 骨盤の傾き: テンションの差が続くと、骨盤が一方に傾きます。この傾きは、腰椎の自然な湾曲を乱し、正常なアライメントを崩します。
  • 腰椎への影響: 骨盤の歪みは腰椎に直接影響を及ぼし、椎間板や関節に不自然な圧力をかけることになります。

4. 腰痛の原因

  • 筋肉の疲労: 片側の筋肉が過剰に緊張することで、疲労や痛みが生じやすくなります。これが慢性的な腰痛の原因となることが多いです。
  • 神経への圧迫: 骨盤や腰椎の歪みが神経に圧迫をかけると、痛みやしびれを引き起こすことがあります。

5. 解決策とアプローチ

  • ストレッチとエクササイズ: 大腰筋や腸骨筋のバランスを整えるためのストレッチやエクササイズが重要です。これにより、筋肉の柔軟性と強度が向上し、不均衡を改善します。
  • 姿勢の改善: 日常生活において正しい姿勢を意識することが大切です。骨盤の位置を意識し、体全体を使った動作を心がけることが必要です。
  • 専門的な評価: 理学療法士や整体師による専門的な評価を受けることで、個々の状態に合ったアプローチを見つけることができます。

結論

大腰筋や腸骨筋の左右のテンションの差は、骨盤や腰椎の歪みを引き起こし、腰痛の原因となることがあります。この不均衡を改善するためには、ストレッチやエクササイズ、姿勢の見直しが重要です。

腰痛のことならボディケアグリーンズ 森田

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