下半身右の坐骨神経痛と急な円背70歳T様後編

坐骨神経痛を取り除くために

坐骨神経に沿って筋肉と皮下組織の調整させていただきました。

くわえて

痛みのでていた大腿筋膜張筋や腸脛靭帯

つまり脚の外側の調整もじっくりさせていただきました。

 

 

もうひとつの大きな問題である

急に進行してる円背(背中が曲がっていくこと)

これをどうにか改善したい。

 

きっとまだ間に合うはず。

 

円背というと

殆どの方はどうしても

背骨が曲がってしまってる

と捉えてしまうと思います。

その結果

背中を反らしたり

伸ばしたり

脊柱をまっすぐにすればよい

間違ったアプローチにつながってしまいます。

そもそも

背中が曲がってる方というのは

僧帽筋

広背筋

あるいは肩周辺の筋肉

臀筋

ハムストリングス(太もも裏)

など

背面の筋肉が

伸び切ってしまい

縮められない状態なのです。

伸び切って

縮められなくなってる背面の筋肉を

伸ばしたところで

それは

一時的に血流がよくなったり

一時的に筋肉同士の滑りが良くなるだけであります。

もしかしたら

数時間

あるいは数日

調子が良いと感じるかもしれません。

いづれにせよ

根本的な改善にはつながりません。

 

ここまで読んでいただいた方は

すでにお分かりかと思いますが

縮めることができなくなった

背面の筋肉を縮めることができるまで

じっくり時間をかけて

トレーニングをするしかないのです。

 

その際

背中はもちろんですが

臀筋と

ハムストリングスはとても重要になってきます。

 

なぜなら

臀筋と

ハムストリングスが

骨盤と股関節を安定させるのに絶対必要だからです。

円背の方は

骨盤が後継したり

前傾したりして

まっすぐ立たせることができないかたがほとんど

というか、100%です。

ですから

肩から腿裏まで

全ての背面の筋肉をトレーニングする必要があるのです。

ボディケア グリーンズ 森田

背中を収縮させることができず

上下に伸び切った状態ともいえるし

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