首、肩、腰など筋肉が硬くなる理由:筋膜の硬化による筋コンパートメント症候群編

複数の筋肉がある部位では,いくつかの筋ごとに,骨,筋膜,筋間中隔などで囲まれた区画に分かれて存在する。 その区画のことをコンパートメントという

筋肉と筋肉の間にある=間質

あるいは筋肉を包んでる=筋膜

あるいは総称してファシア

まあどれも同じと考えていいと思いますが

打撲や強すぎるマッサージを受けると

筋繊維を守るように筋膜が硬くなります。

筋膜が硬くなると

筋肉の内部の圧力が強くなり

筋繊維の中の毛細血管等の循環不良

軽度のコンパートメント症候群の発生

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コンパートメント症候群とは,閉鎖した筋膜の区域内における組織にかかる圧力の上昇であり,結果として組織虚血(血液供給不足、酸素不足)を来す

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となります。

対応としては筋膜リリースとなるのですが

一般に知られてる筋膜リリースはなぜかストレッチである場合が多く

そうなると今度はストレッチ(遠心性収縮)による筋スパズムの原因となります。

単純にストレッチを勧める治療家やトレーナーは筋緊張のメカニズムが理解できていないので

基本疑ってかかるべきだと思います。

真に効果のあるマッサージとストレッチならボディケアグリーンズ 森田