首、肩、腰など筋肉が硬くなる理由:伸長反射編

筋肉や腱には

ストレッチレセプター=伸展受容器

というものが存在し、

筋や腱の長さや張力の変化を感知し反応します。

筋肉には筋紡錘というストレッチレセプターがあり

伸ばされた筋肉を反射的に収縮させる作用があり

これを伸長反射と言います。

その際

筋紡錘に接続された1a繊維というものが興奮し脊髄に入り込み

同じ筋を支配する運動ニューロン(運動神経細胞)と結びつき

その筋を収縮させる

と同時に拮抗筋(伸筋⇔屈筋のように相反する動きをする筋の緊張を弛めます。

これを1a抑制といって伸長反射は増強され運動時の四肢の屈曲や伸展をスムーズにします。

この一方の筋肉に力を入れることで、反対側の筋肉が緩むという反応を利用して固くなった筋肉を緩める方法を

1a抑制または相反神経抑制といい

リハビリやマッサージを生業とされてる方であれば誰でも知ってる基本となってます。

ボディケアグリーンズ 森田