足の痛みと股関節・お尻の関係

新潟市中央区東堀通にて開業21年目になります整体院ボディケアグリーンズオーナー森田です。
足の裏が痛い、豆ができやすい、踵が痛い、足首が痛いといった症状を訴える方が毎日たくさん来院されます。症状が出ている箇所にももちろん問題はあるのでそれはそれで調整いたしますが、本当の問題はほとんどの場合股関節やお尻が正しく使えていないことにあると考えています。

股関節の機能と役割

股関節は、人体で最も大きな関節であり、歩く、立つ、座る、階段を上るなど、日常生活のあらゆる動作に関わっています。また、股関節は、骨盤と大腿骨をつなぎ、上半身と下半身を繋ぐ重要な役割を担っています。

股関節は、球関節と呼ばれる構造で、前後左右、そして回転と、様々な方向に動かすことができます。この自由度の高い動きによって、私たちはスムーズに移動したり、様々な姿勢をとったりすることができるのです。

股関節の不調が足に与える影響

本来さまざまな動きをし、役割をもつ股関節ですが、その動きが悪くなると、様々な問題を引き起こします。

  • 膝や足首への負担増加: 股関節の動きが悪くなると、その下にある膝や足首への負担が増えてしまいます。例えば、股関節が十分に曲がらないと、歩行時に膝や足首を過剰に曲げなければならず、それが痛みや炎症の原因となります。
  • 膝や足首の機能低下: 股関節の左右や前後のバランスが悪いと、膝や足首が正常に使えなくなってしまいます。例えば、片方の股関節の動きが悪いと、体重が偏ってしまい、反対側の膝や足首に過剰な負担がかかります。
  • 全身への影響: 臀部(お尻)は、上半身の重みを支える重要な役割を担っています。臀部で上半身の重みをしっかり支えられないと、その負担が膝や足首に重くのしかかってしまいます。

臀部の役割と機能低下が足に与える影響

臀部は、股関節を動かすための主要な筋肉群であり、歩行や走行、ジャンプなどの動作において重要な役割を担っています。また、臀部は、骨盤を安定させ、姿勢を維持するためにも必要不可欠です。

臀部の筋肉が弱くなったり、硬くなったりすると、股関節の動きが悪くなり、その結果、膝や足首への負担が増加します。また、臀部の機能低下は、腰痛や骨盤の歪みにもつながることがあります。

まとめ

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