みる人

初めていらっしゃったH様

自宅の近くにある

イタリアンレストランでホールのお仕事をされている。

 

昔からの腰痛と坐骨神経痛と肩こりで

カイロだの

強押しのマッサージだの

散々いろんなところ通ったあげく

治らないので

整形外科でみてもらったら

「股関節に問題あり」

と言われ

人工股関節手術で有名な先生のところに紹介される。

 

しかしそこでは

人工股関節を入れるほどではない」

とのことで

「それでも手術してほしい」

とお願いしたところ

(普通手術って嫌がると思うんだけど、そんな人もいるんだね)

それなら

ということで

骨盤の骨切り手術を決行。

 

股関節のはまりが浅いのを改善させようという試みだ。

(女性はだいたい浅い。だからヨガや開脚は女性の方が得意。)

 

がしかし

そこまでやっても

症状の改善はみられない。

 

骨切手術をしたこともあって

昔受けてたような

バキバキやるカイロや

強押しマッサージは

やめた方がいい

と手術をしてくれた先生に言われ

それじゃあ

といろいろ探して

グリーンズという正解を見事に探し当てた

というわけである。

 

私はH様のような治療家ジプシーを触らせてもらうたびに

強く思うことがあって

それは

 

症状を改善させようとたくさんの人たちの手を入れた跡がくっきり残ってるけど

それって全部

施術者主体=クライアント不在の

ただただ一生懸命な施術になってるって証拠なんだよな

ということ

もっとはっきり言えば

手を入れる前にもっと細かくみてくれよ!

と思うんです。

 

だって

本当にしっかりと細かい状況を全部確認した上で

それじゃあどうすればいいかを考えて

丁寧に丁寧に施術するのであれば

施術者の足跡(手跡)ベタベタ残ってるはずがないんですよね。

テクニック主義?

いや

テクニックは必要です

もちろん

だけど

いくらテクニックがあっても

状況認識能力が低かったら

適切な施術にはならないんですよね。

適切な施術じゃないから

カイロやマッサージを受ければ受けるほど

凸凹になってる体が出来上がってしまうのです。

 

治療系、リラクゼーション系のYOUTUBE

とかみると

どこどこを30秒押すだけで

腰の痛みが完全にとれた!

とか

誰でも簡単にゴッドハンドになれる!

とか

体に触れずに全ての症状改善!

とか

やり方はなんでもいいんだけど

問題は

そういう人たちは

本当にちゃんとクライアントの体を隅々までチェックする気なんか

さらさら無い

ということだ。

 

施術者主体

テクニック主体

ではなく

あくまでクライアントが主体でなきゃいけない

私は強く思うのです。

 

だからみます。

徹底的に細かくみます。

 

誰よりもクライアントをみる能力が高い施術家

それだけを目指します。

 地味なんだなこれがbodycare GREENS モリタ

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