20代の技師 I様

中学の時に大太鼓を担いで演奏していたら(マーチングかな?)

腰椎のヘルニアになってしまったそう。

 

除去手術を受けたものの

痛みは改善されず

そのまま10年以上が経ち

 

整体に通ったこともあるが

目に見えた改善も見られず

 

今は

整形外科で

電気治療

牽引療法

時々受ける

効果は あまり感じないとのこと。

 

腰痛も辛いが

それ以上に股関節の痛みが強いとのこと。

 

I様のように重い症状を抱える方の場合

ファーストタッチで軽く衝撃を覚えることも多いのですが

それと同時にスイッチが勝手に入ります。

 

スイッチが入ると

全神経を集中させて

お客様の身体の中

奥へ奥へと

ズブズブと入り込んでいきます。

他には何も見えないし

何も聞こえなくなります。

 

ほとんどの場合

問題は

身体の奥の奥のそのまた奥

深く沈んだ闇の中にひっそりとあります。

 

もっと明るい

見つけやすい場所に問題があるのなら

誰かがとっくになんとかしているはずです。

 

誰も見つけられなかった問題箇所を見つけるのが

私の仕事の半分

その問題箇所に直接アプローチするのが

もう半分なのですが

技術的にものすごくハードな時も多々あります。

 

I様の場合もそうです。

問題のスケールが大きすぎる

ヘルニアはそのごくごく一部の問題

(だから治らない)

その上にキツい(動かない)。

よくみれば大小様々な問題が幾重にも重なってる。

 

見事なまでに

がんじがらめに絡まってしまった糸を

粘り強く

丹念に

時間をかけながら解いていくのです。

 

少し光が見えた

と私は言いました。

I様もそう感じてくれたようです。

 

ちょっと時間はかかりそうですが

月に一度の施術で

半年〜1年ぐらいかな?

最終的に痛みゼロの身体に変えていきたい

そう強く思いました。

 

そしてその翌日

中学校で音楽の教諭されてるS様と

音楽教育で身体を痛めてしまわないような工夫

について色々話すことができました。

 

bodycare GREENS 森田

 

 

 

 

 

 

 

 

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